Before (改善前)
生産設備部品の中で、硬度を必要とするガイド(SKD11)等に対してQT(焼入れ・焼き戻し)を処理することは一般的です。しかし熱処理を行うとSKD11は歪みが大きく生じるため、研磨コストがかかってしまい、コストアップとなってしまいます。
V
After (改善後)
生産設備用ガイド等のSKD部品に対しては、材料変更を行うことで加工コストダウンを実現できるケースがあります。材料をSKD11からSLD-iに変更することで、耐摩耗性をアップさせながら、歪みの影響を小さく抑えることが可能です。歪みが小さくなることで、研磨の時間を短縮することが可能となり、加工コストを削減できます。