製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

こちらの製品は自動車部品工場の生産機械の部品です。
1セット2ヶとなっており、2ヶで流れてくる製品を掴む役割を持つ部品となります。

コストを抑える為、HRC37～41程度硬度が入っているHPM1を採用し、熱処理・仕上げ加工を省くことでコストダウンに成功しました。
先端の掴む箇所が重要な部分の為、ワイヤー加工からミガキ加工で面租度を約Rｚ1.6以下にし表面処理を行いました。

磨耗を抑えたいとのことでしたので、掴み部分はハードクロム処理にて耐磨耗対策としました。
元々はSUS303だったのですが「ステンレスの必要はあまり無い・磨耗をなんとかしたい」とお客様の依頼がありました。

単価をあまり変えないように考えた結果、HPM1にハードクロムを提案させて頂きました。
コスト・品質の2点に集中した結果、2点ともお客様に満足して頂き、他のラインで使用している類似品についてもこれに替えて欲しいと要望があり、新たに追加注文をいただきました。

このように大野精工では、材質や表面処理による提案を駆使し、高付加価値化を実現します。