製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

このローラーは対地絶縁シート自動装置のフィルム送るためのローラーです。
炭素鋼でＳ45Ｃを使用しております。旋盤で部品加工して、外径にトシカルコーティングを施しております。
トシカルコーティングUNA310-X10処理をしております。
この処理は、非粘着性にすぐれた表面処理で、膜厚は10μ程度、非粘着性は粘着テープ、粘着シート試験法の試験片に対して90°に引きはがす方法に基づきセロハンテープを張り付けると若干張り付きますが、エアーを吹けば飛ぶという感じです。
コーティングの硬さは9Ｈ以上（鉛筆法）によるものです。
基材の寸法、形状を極力変化させずに非粘着性を発揮します。
ここで9Ｈとはどんな硬さかといいますとＨとは鉛筆の硬さを表す「ハード」のことです。
２Ｈ，３ＨとＨの前につく数字が大きくなるほど、芯が硬く、色が薄くなります。
実際に例えるなら爪が2Ｈ、車の塗装が4Ｈ、9Ｈは車のガラスコーティングくらいといえます。
ちなみに、鉛筆硬度に9Ｈ以上の数値はありません。

他にも非粘着性の表面処理は無電解ニッケルベースのもの、アルマイト系のもの、各種ありますので、ぜひお問い合わせください。